土葬墓
宗教法人参事・終活カウンセラー・相続診断士の村上のブログ
今時、土葬墓なんて・・・
10月7日、京都新聞に掲載されていました
京都府南山城村の高麗寺で、土葬墓が始まっている
そんな記事を読んで、驚いたのは村上だけではないと思います
今時、土葬なんてあるの・・・?
日本中ですべての自治体が、土葬が禁じていると思ってました
しかし、記事によると神戸市・和歌山県では、土葬をしているそうです
この高麗寺の代表役員(サイ・ヘイジュン)がイスラム教徒から相談を受けたのがきっかけだそうです
日本に住むイスラム教徒から土葬を求める声があるようで、予約が16件もあるそうです
宗教上の教えなのでしょうか?
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衛生上の問題は無いのでしょうか
不法投棄されたものから、変な薬剤が出ている記事もありました
しかし、人間の遺体は有機物、土に還っていくものだから、大丈夫なのでしょう
かえって、人工物の方が、害になる可能性もあります
この南山城村で10年ほど前は、土葬が一般的だったそうで、
死人が出ると、住民が列を作って、棺をお墓まで運ぶという行事があったそうです
「野辺送り」というそうで、
座ったままで埋葬する「座棺」は親戚は見たことがあると言ってました
しかし、どんどんと火葬が普及して来て、今に至るそうです
地元の反対もなく・・・
地元からの反対も無いようで、考えようによっては悪い話ではありません
この土葬の後に、植栽をすれば、本当の意味の樹木葬です
樹木が成長するに伴って、その躯の養分を吸い取る
本当の意味で、故人が樹木に生まれ変わる・・・そんな思いがします
京都市・宇治市などは火葬が義務付けされています
京都天が瀬メモリアル公園には土葬墓はありません
ちゃんと火葬して、きれいに管理された芝生の上に樹木葬があります。
ぜひ、お参り下さい