さっさと死ねるように
宗教法人参事・終活カウンセラー・相続診断士のブログ
村上の数年前のスクラップ記事から
「さっさと死ねるように」こんな言葉、覚えてられませんか?もう10年前以上になりますが、前麻生財務大臣は、21日開かれた政府の社会保障に関する会議で、高齢者など終末期の高額医療費に関し、「さっさと死ねるようにしてもらうなど色々と考えないと解決しない」などと述べました。しかし、大問題になり、その後、この発言を撤回しています。
覚えてられる方も少ないでしょう
「さっさと死ねるように」・・・超高齢者の行き過ぎた延命処置の様子を見ていると、村上も疑問を持ちます。気持ちは判りますが、公人が発言すると問題ですね。
しかし、コロナで亡くなった方の話を聞くと、辛いものがあります。コロナに限らず、一般感性症が原因で死亡すると、身内と最後に会えないんですね。火葬は、通常の時間外に執り行われるそうです。ちゃんと見送ってもらえる事は幸せな事です。
京都天が瀬メモリアル公園に見学の方には、エンディングノートを無料で差し上げています
ノートの中に「不治の病の時に延命措置を希望するかしないか・・・そんな問合せがあります。自分が元気な時は延命措置を希望しない方が多いようです。
しかし、身内の事になると、延命措置の拒否なんて出来るもんではありません
村上本人も実父の延命処置を断れませんでした。医者から延命措置を続けますか?
「続けるべきかなぁ~」「当たり前やんか。」
兄弟で話し合って、結局は延命処置をお願いしました。それこそ、終末期の高額医療費を使って・・・。
「親父は尊厳のある死に方をしたかったんと違うかな?」「税金の無駄遣いしたんやろうか」政治家のように「さっさと死ねるように」すべきやったのでしょうか
でも、延命処置も続かずに短い時間で息を引き取りました。そんなに医療費使っていません。お許し下さい。
でも、あの時点で延命処置を断っていたら、ずーっと心の中に悔いが残っていたと思います。もっと低額の延命処置は出来ないのでしょうかね
でも親父も家族に看取られて幸せやったと思います。