2010年の記事(スクラップから・散骨場について)

静岡御殿場で住宅地に隣接した場所に散骨場ができかけました

映像から・・・
そこには、涅槃像の石像がありました
その横に植栽があり散骨場所が映ってました
木の根本に散骨するようなプランですね

結果・・・

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自治体は禁止条例を制定し決着しました。
業者側は「工事は一時中止している。今後どうするかは白紙」
あるブログから
地域住民も反対しているようなので、市の対応は当然でしょう。
陸の上で散骨場を営利事業として手がけるというのは、
御殿場に限らず、全国どこででも困難な時代が続きそうです。
節度ある散骨を
・・・葬送の自由を勧める会長も意見

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10年前の話です。

散骨については法律上は何も見解がありません

散骨について真正面に取り組んだ法律がないのです
墓地埋葬法は墓地以外での埋葬や「焼骨の埋蔵」を禁じています。

墓地を経営できるのは自治体、宗教法人と公益法人だけで、
許可権限は市長にあります

だが、散骨場は法律に規定がない。
ですから業者は場所を考えずに散骨をするスペースを作ればいい

当然、散骨場ができる地域の方は、疑問符を投げかけます

御殿場は富士山のふもとのきれいなところと聞いています
「周りで生活する人間にとって、骨をまかれるというのは
気分の問題として受け入れられない。
農産物の風評被害やイメージ悪化による資産価値の減少なども心配」

そんな意見が飛び交っています

数年前に、こんなお客様がありました

父親がサイパン沖で戦死した戦友と同じ所に帰りたい
そのために散骨してきた・・・こんな話を聞きました
そのご遺族は故人の遺志をかなえてすばらしいと思いました

しかし・・・

この散骨場に故人のお骨を撒いて遺族は本当に満足しますか?
そこが知りたいです

供養って、遺族が故人を偲ぶ気持ちから始まります

村上が思う供養とは
やはり遺族が安心できて、気持ちが落ち着く事やと思います
お墓は必ず家族が帰ってくるところです
お墓には、家族の縁を戻す力があります

「目の前からお骨がなくなればいいや・・・」
そんな思いだけであれば別ですが

自然と手を合わせて故人を偲んで拝みたくなる
「ここに納めてよかった」
「故人もきっと喜んでくれてるよ・・・」

そんな会話の聞こえる葬送が一番です

天が瀬メモリアル公園の経営母体は歴史ある宗教法人です
年に4回も永代供養のお経があがります
お墓参りはいつでもできますよ

散骨は違法ではありません
でも、各地の条例で禁止されており、
残っているのは海洋散骨のみです