お墓を買う時、宗旨・宗派不問?素朴な疑問に答えます。過去の宗派は不問とは
お墓を買う時、宗旨・宗派不問?素朴な疑問にもっと詳しく答えます。。過去の宗派は不問とは・・・。お墓を管理されているお寺では、通常は、このパターンです。お墓を求める前の宗派は、何であってもいいですが、購入後には、その墓地を管理するお寺の宗派を受けいれる事が必要です。それと、檀家になる事が求められます。もともと檀家制度は、お寺の構成員になる事を言います。つまり、檀家とは、お寺を守り・支えていく立場です。当然、お盆・お彼岸などに法要や、普段からのお付き合いが生まれます。
そして改宗が必要です。よほど、宗教に関心が無い限り、改宗の事実はあまり感じないと思います。早い話、読経とか、ご本尊が変わるんです。浄土真宗から浄土宗は、あまり変わりません。もともと浄土系ですから。でも、浄土真宗から日蓮宗は大きく変わります。お寺のお墓を紹介して、いつも思うのですが、宗派より、信頼できるお寺(ご住職)かどうかを見定める事が必要と思います。大変、難しい事でもあります。また、世代交代があって、新旧の住職によって、運営方法が変わる事もあります。
後、お墓を求める時、先に授かった戒名を捨てて、もらい直す事が強要される場合があります。葬儀の時は、判らなくて浄土真宗のお寺でお願いした。でも、求めたいお墓が日蓮宗のお寺だった。購入の際、またお墓を建てる場合、葬儀導師から頂いた、法名を捨てて、新しいご住職から戒名をもらう事になります。当然、戒名のお布施(入檀料)が必要です。
ですから、神道・キリスト教徒の方は「宗旨・宗派一切不問」の霊園か公営墓地が相応しいですね。