- 1. 家で祀るの事の相談も多いです。お答えします
- 1.1. 自宅での、お祀りの仕方
- 1.1.1. 49日まで
- 1.1.1.1.1. 49日以降、位牌供養
- 1.2. 位牌供養
- 1.2.1.1.1. 守っていくもの
- 1.2.1. お仏壇に手を合わせる
- 1.2.1.1.1. 位牌のありがたみも希薄
- 1.2.2. 位牌の処分
- 1.2.2.1.1. 浄土真宗は過去帳
- 1.3. 仏壇って、要るんですか?
- 1.3.1.1.1. 金仏壇からミニ仏壇に
- 1.3.1. 先祖に手を合わせるスペース
- 1.4. 急増する仏壇処分
- 1.5. 新しい供養の形
- 1.5.1.1.1. 手元供養と自宅墓
- 1.5.1.1.2. 分骨ではありません
- 1.6. いつも一緒
- 1.6.1.1.1. 遺骨からダイヤモンド
- 1.7. 遥拝供養
- 1.7.1. 残った母親と遠いお墓
- 1.7.2. 遠方から拝む
家で祀るの事の相談も多いです。お答えします
自宅での、お祀りの仕方
49日まで
葬儀も終わって、49日まで、家の祭壇で祀る事が始まります。自宅にお骨を持って帰った場合、中陰壇を設置して、遺骨を置いて、毎日、ご飯を炊いて、線香をたいて、お祀りします。また、訃報を聞きつけたご近所さんに、お参りをしてもらう事も意味があります。
49日以降、位牌供養
49日まで家で祀って、家族のお墓に納骨をして、家で故人を祀る事が始まります。ご自宅では、位牌供養と仏壇に決まっていました。自宅には仏壇があり、中にはご本尊と、三具足。位牌や過去帳。 毎朝、仏壇を開けて、先祖に手を合わせて、一日が始まる。昔からの光景です。
位牌供養
守っていくもの
位牌も守って行きます。故人の戒名を彫った黒塗りの位牌を授かります。この位牌は故人の魂が入っていると教えられますので、遺族様は大事にされます。
お仏壇に手を合わせる
仏壇を準備して、毎日、手を合わせて、時には読経もされます。長男様が家を守られている家では、仏壇と一緒に、位牌も守って行かれます。しかし、少子化の現代、いつか守れなくなる時が来るかもしれません
位牌のありがたみも希薄
入魂された位牌ですが、世代が変わって行くと、遠い先祖の位牌のありがたみが薄くなります。よく、両親が亡くなられて、仏壇を開けてみると知らない先祖の位牌がいっぱい。旧家ではよくある話です。そんな位牌の処分に困っておられる方をたくさん存じ上げています。
位牌の処分
位牌は処分ではなく、位牌供養をします。抜根(ばっこん)(魂を抜く)法要をします。魂を抜いた事で、一つのものとなった位牌を浄火で燃やして処分します。これをお焚き上げ供養と言い、各、仏教寺院様は執り行われています。
浄土真宗は過去帳
浄土真宗では黒塗りの位牌は頂きません。過去帳を使います。過去帳には、法名・俗名・没日・行年を記入して行きます。家のルーツみたいなものですね。位牌は仏壇に納めて、仏壇を開帳した時に、手を合わせます。また自宅での追善供養(1周忌とか3回忌とか)、月命日のお勤めに役立ちます。
仏壇って、要るんですか?
【引用】
仏壇には、自分の命を繋いでくれた先祖に感謝をし、供養をする役割もあります。 子どもたちが命のつながりを確認し、自分の命の大切さを、知らず知らずのうちに学ぶ場としても大事なのかもしれません。 先祖や家族とのつながりを再確認する場として、仏壇は必要といってもよいでしょう。
金仏壇からミニ仏壇に
引用文通り、いろんな意味で仏壇はあった方がいいと思います。しかし、従来からの金仏壇などの立派な仏壇から、テーブルにおけるミニ仏壇に変わってきました。仏壇にはご本尊が必須です。
先祖に手を合わせるスペース
ミニ仏壇にはご本尊はありません。だから、仏壇ではないのです。しかし、故人を偲ぶ気持ちは変わりません。先祖の事を思い出して、手を合わせるスペースと考えれば、いいのではないでしょうか。仏壇も処分ができます。ご本尊のお性根抜きの読経・ご本尊の処理・具足・仏壇の処理、依頼も多いです。
急増する仏壇処分
ここ5~10年、仏壇処分の依頼が増えました。仏壇もお墓と一緒です。長男様が、実家の家を継いで、そこに、先祖を祀ってある立派な仏壇があります。中には、ご本尊、位牌、三具足、とたくさんの仏具が納まっています。また、先祖の遺品等も入っています。
この仏壇を処分するおうちが、急増しています。やはり、仏壇も守れなくなってきたんですね。ブログに書いてますが、お寺様のお世話になる、追善供養もしなくなり、仏間もなく、仏壇を置く意味がなくなってきている地域もあります。仏壇の処分も、ご本尊の閉眼供養、お性根抜きという作業も必要です。
ご本尊と、位牌の供養ができれば、仏壇はただの入れ物になります。これからも、仏壇処分、増えると思います。村上のお客様にも、私が死んだら、娘に仏壇を処分してもらうようにお願いしてあります・・・そんなお気持ちのお母様も多いです。
仏壇処分をお考えのあなた・・・問合せ下さい。ご僧侶(閉眼供養)+引き取り処分。全て手配できます。問い合わせフォームから、「仏壇処分」と書いて、連絡下さい。
新しい供養の形
手元供養と自宅墓
自宅で、親や、大事な方を祀るのに、宗教的な教えにこだわらず、大事な方の遺骨を、自宅で供養する方法があります。手元供養と自宅墓です。近年、急増しているのは手元供養です。手元供養と分骨は、少し違います。
分骨ではありません
正式の分骨は、分骨証明書が必要で、どこかの納骨施設に納める事を前提とします。しかし、手元供養は正式な分骨ではありません。お骨の一部を納骨前に証明書無しに、家に持ち帰って、家で祀る事を言います。大事な方の遺骨を、オブジェに入れて、家で祀ります。お地蔵さんの胎内にお骨を納めて、祀ります
いつも一緒
遺骨からダイヤモンド
遺骨からダイヤモンドができる事、ご存知ですか?スウェーデンのアルゴダンザという会社が特許を持っています。京都天が瀬メモリアル公園の樹木葬をお求めの方も、数名、配偶者の遺骨をダイヤモンドにされた方がおられます。いつもは、肌身離さず、持っているそうです。
桜下庭園樹木葬は永久の樹木葬です。不可抗力がかからない限り、彫りこされる事はありません。いつも、2人は一緒です。家にいる時も、仕事をしている時も、また、歳を召されても、いつも一緒です。自分が必ず、一緒に火葬してもらうそうです・・・。深い愛情を感じます。
興味のある方は、問い合わせ下さい。関西地区の代表職員様を存じ上げています。
遥拝供養
遥拝供養も自宅供養です。遥拝供養というのは、遥かに離れていても供養できます・・・という教えです。
残った母親と遠いお墓
土地に土着する人が減っています。都市部に、仕事を求めて移住する人が増えています。結果、供養の仕方も変わってきています。お墓は生活圏に近い方がいいのです。毎週でも、墓参りに行きたい。長男が都市部に移住したので、お父さんのお墓を都市部で求めた。でも、残ったお母様は、長く暮らした今の家から離れたくない。でもお墓が遠い・・・。そんな時に、遥拝供養を思い出してください。
遠方から拝む
お墓参りだけが供養ではありません。遠方から拝む事で供養になるのです。コツは一つ、ご自宅の仏壇と、遺骨が入っているお墓のカロートと同じものを1部ずつ、入れて置きます。何でもいいのですが、写経なんかがいいですね。とにかく、2つあるもの、2つで1つになるものを、お墓と仏壇に納めます。
これで、自宅の仏壇とお墓が、写経によって繋がるのです。ご自宅の仏壇で手を合わせて、故人を偲んでください。お墓は離れていても、きっと、いい供養になると思います。
お気軽にお問い合わせください。0120-482-038シバフレイエンサンパイ
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