舅・姑と温度差を感じます・・・姻族関係終了届

こんな、相談を頂きました

50代です。主人を亡くしました。主人は長男でした。
主人の両親は健在ですが、訳あって一緒に暮らせなくなりました。
主人と私と2人で入るお墓を探しています。

舅・姑と、温度差を感じます・・・。
主人がいるから、義理の両親は大事にしてきました
・・・そんなわけではありませんが、

今まで、大好きな主人の両親と思って、ついてきました
でも、主人が亡くなって、義理の両親の態度が、変わりました。
特に、義母の態度の急変には驚きました。

長男が先に逝去した両親の気持ちを考えると・・・
仕方がないかなと思います

でも、それよりも辛いのは、誰ですか????

主人の家には、先祖代々のお墓があります
主人の祖父母から、みんな、入っています

そんな所に、主人を入れて、義理の両親を送って・・・
自分も、最後に入る

到底、無理な話です。気持ちが進みません
だから、2人のお墓を探して、メモリアル公園の樹木葬に
たどり着きました

間違ってますか???

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問い合わせフォームに、こんな一文がありました

担当も、胸がいっぱいになりました
ほんと、辛いですね。

先に、答えを言いますね。奥さん、間違ってはいないですよ

近年、供養の仕方も変わりました。
女性は結婚したら、その家に嫁ぐ。
特に長男と結婚したら、それが当たり前・・・。

そんな時代が、続きました。でも、今は違います。

ご主人様と、死に別れでも、協議離婚で別れても、
その家と縁切りされても、いいと思います。

数年前に、姻族関係終了届の事がマスコミでも大きく取りざたされました

【引用】
婚姻をすると、姻族に対しても扶養義務が生じます。 しかし、民法728条第1項で「離婚によって姻族関係が終了する」と明記されているため、離婚をすれば、扶養義務もなくなります。
【引用】

その姻族関係終了届を出すことで、嫁がれた家との姻族関係を終了すれば、その姻族の扶養義務から、逃れられる。そんな事ですね

ちょっと前までは・・・
長男の嫁は本来ならば、舅姑を送らないとあきません。
これは、長男に嫁がれた、嫁の仕事だったかもしれません
でも愛するご主人がいるからこそ、舅・姑を大事にできるんですね

さだまさしの関白宣言の歌詞に
「お前の親と俺の親とどちらも同じだ大切にしろ
姑小姑かしこくこなせ。たやすいはずだ。愛すればいい」

おしかりを受けるかもしれませんが・・・
そんなたやすい事じゃないと思います。
主人と言う愛する対象があるからこそ、両親も愛せるんでしょう。

そんな事を思うと、この相談の奥様には、
残った人生、もっと、幸せに生きてほしいと思います。

愛するご主人も亡くなった・・・。
舅姑に対して信頼感を持てない・・・。
たとえ愛するご主人様の両親でも一緒にいるの辛いですね・・・。

天が瀬メモリアル公園の桜下庭園樹木葬は夫婦、2人だけのお墓です。
つまり、夫婦の場合、縦の縁を切るようなお墓です。

桜下庭園樹木葬

桜下庭園樹木葬

言葉は悪いですが、従来の家族のお墓は、縦の関係です。
祖父母・両親・長男夫婦・子供・・・と、
直系の長男筋が、家族の墓を守って来たんですね。

でも、近年は、少子化の流れと、居住地の多様化で
長男が、家の墓を守れなくなってきたんです。

でも、夫婦だけの樹木葬ができて、お墓は一変しました。
お墓の考え方が激変しました。

夫婦2人で、一緒に入るお墓は、子供たちと縁を切ります。
実際には縁を切るわけではありませんが・・・
私たち夫婦は、この樹木葬に入るけれど、
子供たちは、勝手にしてね・・・そんな話です。

こんなお墓ができて、多くの方の問題解決したのも事実です

従来のお墓は、長男がいて、後を、家族みんなが守っていく
・・・そんな考えです。

でも、それが無理な時代が来ています。

話はそれましたが、ご主人を愛しています。だから、一緒のお墓に入りたい
当然ですね。

でも、主人の両親の供養を、自分が背負うんですか???
こんな、相談、多くの方から受けています。

お墓の事なら、問い合わせしてみてください。
多くのご家庭の、問題解決ができています。